区長



  区立第五吾嬬小学校が、墨田区立学校適正配置計画にもとづき、更正小学校・木下川小学校と統合することになり、平成15年3月31日をもって、75年間にわたる輝かしい歴史に幕を閉じることになりました。

 第五吾嬬小学校は、昭和2年4月東京府南葛飾郡第五吾嬬尋常小学校として開校され、地域に親しまれ愛される学校として、今日まで発展を続けてこられました。そして、この学舎から9千人余の卒業生巣立ち、様々な分野で活躍し、本校の名を高めて参りました。
 これも、開校以来、歴代の校長先生並びに諸先生方のご支援・ご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。

 さて、在校生の皆さんは、4月から新しい八広小学校に通うことになりますが、本校の伝統やこれまで学んできたことを活かして、新校の伝統の第一歩を築くとともに、新しい友達をたくさん作り、皆で仲良く、大きく飛躍してくれることを期待しています。

 ところで、今回の三小学校の統合は、少子化が著しく進み、21世紀を担う子供達の教育環境を再整備する必要があるため実施するものでございます。既に統合しました押上小学校では、十分に成果が挙がっておりますので、八広小学校でも、保護者の皆様や卒業生の皆様をはじめ地域の皆様のご期待に添うものと考えております。

 地域の皆様には、第五吾嬬小学校にいただきましたご支援を、引き続き八広小学校に賜りますようお願い申し上げ、私のご挨拶といたします。